建築遺産の修復：スペインとイラクのプロジェクト

スペインのコルドバにあるホテル・ラ・エルミタ・スイーツは、建物の木工品の復元を含む、その綿密な修復により、2024年のベストホテル賞を受賞しました。ホテルは、エルミタ・デ・ラ・コンセプシオン（1700年）、カサ・デル・サンテロ（1753年）、1412年のユダヤ人改宗者の家という3つの歴史的建造物の結合体です。修復には、プラド美術館、コルドバ大学、メスキータ＝カテドラルの専門家が関わりました。 イラクのモスルでは、歴史的なアル・ヌーリ・モスクとその象徴的な傾いたミナレットが、UAEとユネスコの支援を受けて再建されています。「モスルの精神の再興」と題されたこのプロジェクトには、アル・タヘラ教会とアル・サア教会の修復も含まれています。UAEは、1172年に遡るアル・ヌーリ・モスクや約800年前のアル・タヘラ教会など、モスルの文化遺産を修復するために5000万ドル以上を拠出することを約束しています。