記録的な暑さに見舞われたスペインで、再び気温が上昇する見込みです。気象庁の発表によると、週末にかけて気温は上昇し、一部の地域では35度を超える猛暑日、さらに40度近くに達する可能性も指摘されています。特に、エストレマドゥーラ州、カスティーリャ＝ラ・ラマンチャ州、マドリード州、カタルーニャ州、ムルシア州、アンダルシア州などでは、厳しい暑さが予想されています。
この高温に加え、山火事による煙の発生も懸念されており、大気汚染が悪化する可能性があります。アメリカ合衆国ウィスコンシン州では、大気汚染警報が発令され、呼吸器系の弱い方々への注意が呼びかけられています。日本でも、熱中症対策とともに、大気汚染情報にも注意を払う必要があります。環境省や各自治体の情報に注意し、適切な対策を講じることが重要です。特に、高齢者や乳幼児、持病のある方は、こまめな水分補給や休息を心がけ、無理のない行動を心がけてください。
一方、アメリカ合衆国コネチカット州では、干ばつに関する分類が解除されました。これは、近年の異常気象がもたらす影響の複雑さを示唆しています。世界中で異常気象による被害が相次いでおり、持続可能な社会の実現に向けて、私たち一人ひとりができることを考え、行動していく必要があります。